採取と下処理
小院瀬見で採取したカラムシを水洗し、繊維の向きと厚みに注意しながら刻み、煮出し液をつくる。媒染は泥田の鉄分を活用する前提で、布地は無媒染で下準備。
染めと媒染
煮出し液で数回に分けて染めを重ね、泥媒染で色を固定。回数や滞留時間によって、黄味〜オリーブ系の渋い色調が現れる。
所感と学び
泥中の鉄分がもたらす色の安定と、カラムシの繊維感が重なることで、布地の存在感が一段引き上がる。水場の匂い、土の温度、季節の湿度まで、布に写りこむようだった。